めざす学校像 〜明るく元気な八日市〜
よく学び うきうきわくわく かがやく瞳 いっしょに仲良く ちからあふれる
八日市養護学校
【経営目標】
これまでの本校の教育実践を基盤にして、さらに発展をめざして教職員・児童生徒・保護者および地域や関係機関との相互の信頼関係を基礎として、教職員一人ひとりが特別支援学校の教員としての専門性を高め、主体的に協働して学校運営の参画に努め、社会の流れに対応しつつ、地域に開かれた信頼される学校づくりを推進する。
特に今年度も業務を見直し、教職員にとって働きやすい学校を目指すことによって、児童生徒と向き合う時間を大切にする。
1 教育目標に基づき、小学部・中学部・高等部の協同した教育実践のもと、系統的かつ総合的な教育課程づくりを推進する。
2 保護者・関係機関・地域社会との密接な連携を図り、個々の児童生徒に適した就学、進路保障に努める。
3 地域の学校や関係機関と連携し、特別支援学校としてセンター的機能を発揮する。
4 安全・安心な学校づくりを推進する。
5 学校課題の解決に向けて方策を検討し、課題に応じた適切な取り組みを行う。
【重点目標】
1 学校経営
全教職員、児童生徒および保護者の相互信頼と協力に基づいて、明るく和やかな校風の醸成に努める。
(1)学校教育目標、経営目標を踏まえ、一人ひとりの児童生徒や保護者の教育的ニーズに応じた教育活動を行う。
(2)児童生徒数の推移や経年劣化を踏まえた施設設備等の改善方策を検討し、安全・安心な基礎的環境整備を進める。
(3)ICT機器の有効活用と適切な管理を行い、児童生徒の教育活動を推進する。
2 教育課程・学習指導
児童生徒一人ひとりの実態を把握して、知的障害、肢体不自由の児童生徒の教育のあり方を究明し、小・中・高一貫した教育実践を推進する。
(1)教育課程の整理を行い、指導目標や指導内容を検討する。
(2)実践研究としての授業研究、授業改善を継続して行い、日々の授業の質を高める。
3 生徒指導
常に児童生徒の立場に立って、児童生徒の理解に努め、実態に応じたきめ細かな指導と対応を行う。
(1)いじめ等のない安全・安心な学校生活となるよう教育活動全体を通して指導する。
(2)校内外の関係部署と連携して、不登校など個々の児童生徒の生活および教育の課題について分析し、適切に支援する。
4 進路指導
児童生徒が地域社会で安心して生活できるよう、将来を見すえた進路指導を行い、関係機関と連携し、個に応じた進路保障に努める。
(1)キャリア教育の視点から、校内での学びとともに校外での就業体験に取り組み、働く意欲を高める「生き方指導」として、担任・関係分掌と連携を図り、個々の進路実現を目指す。
(2)進路保障に関わる課題について、保護者と連携し、関係機関に積極的に働きかけ、課題解決に努める。
5 保健・安全指導
児童生徒の生命を守り、健康管理および安全の確保を図るよう指導の充実に努める。
(1)児童生徒の食育や健康教育に取り組む。
(2)学校防災対策の充実に努め、防災教育に取り組む。
(3)危機管理意識を高め、児童生徒の事故・けが等の防止に努める。
6 人権教育
児童生徒一人ひとりが大切にされていることを実感し、ともに学びあい育ちあう学校を目指し、教職員全体で人権教育の推進に努める。
(1)児童生徒一人ひとりが自分も友達も大切だと感じられるよう、それぞれの実態に応じた人権教育を行う。
(2)差別や虐待、いじめ、体罰などの人権侵害に対して組織的に対応する。
7 環境教育
環境・衛生に対する理解を深め、体系的・総合的および効果的な学習や体験を推進する。
(1)校舎内外の清掃や整理整頓に心がけ、清潔で安全な環境づくりに努める。
(2)省エネの推進やゴミの減量化等、環境問題に関わる活動や学習を行う。
8 交流及び共同学習
共生社会の実現を目指し、地域社会や他校との連携を図りつつ、互いに一人の人間として認め合い共に育ちあうことを基本に、交流及び共同学習に取り組む。
(1)地域や近隣の学校との交流を大切にし、これまでの取り組みを継続して実施する。
(2)副籍による交流授業については、中・長期的な展望をもって無理なく持続的に取り組む。
(3)本校の取り組みや障害のある児童生徒に対する正しい理解と啓発に努める。
9 教職員の研修
学び続ける教職員として、資質向上や人材育成および特別支援教育に関する研修に努め、教職員の専門的力量と指導力の向上を図る。
(1)特別支援教育等の専門的な研修に積極的に参加して、教職員一人ひとりの専門性を高める。
(2)教職員のニーズに応じた研修を企画するとともに、研究日の有効活用を図る。
10 センター的機能の発揮
本校が積み上げてきた特別支援学校としての実践の成果を活かし、地域の学校や保護者等のニーズに応えられるよう、地域の特別支援教育のセンター的機能を発揮する。
(1)教育支援部を中心となって関係機関と連携し、センター的機能の充実に努める。
(2)特別支援教育に関する研修会や授業参観等を開催し、広く地域の学校や関係機関に公開する。
11 その他
(1)報告・連絡・相談を適時行い、一人で抱え込まない組織対応を徹底する。
(2)PTA活動を推進し、防災や地区活動において共同して課題解決に取り組む。
|