進路指導部    
※過去5年間の進路状況(PDF)
  
※進路ニュース(PDF)


■進路指導の基本的観点 

日常の教育活動すべてが児童生徒の進路につながることを基本に、次のような観点を大切にしながら進路指導支援を進める。
【1】将来への展望:進路指導は「行き先指導」ではない。将来にわたっての「生き方指導」としての指導や援助を大切にする。
【2】希望の実現:生徒自身が「自分」や「進路」・「希望」と向き合い、自分を磨き、成長していく過程で希望を実現していくことを大切にする。
【3】関係者・関係機関の連携:本人の意思を前提として、家庭や学校、受け入れ先、行政等が協力して、本人の豊かな生活について検討し、個々の役割と支援についての具体的な中身を明確にする。
◎基本方針

 (1)個別の教育支援計画をもとに進路指導を進め児童生徒の実態や課題および保護者のニーズ等を踏まえ、日常の教育実践とリンクさせた進路指導を実践する。
(2)児童生徒や保護者を取り巻く社会的状況を踏まえ、情報の収集や発信をする。
(3)地域のセンター的役割としてのエリア内中学校などの教員に対する情報提供をし、特別支援教育の推進に努める。
(4)校内分掌や地域の関係機関等と連携しながら児童生徒の進路課題を整理し、進路を取り巻く課題解決に向けて取り組む。
(5)卒業生やその保護者及び関係者からの相談にのり、情報共有しながらアフターケアに取り組む。
 ◎活動の重点

・生徒自らが進路を選択決定し、卒業後の生活に展望が持てるように指導や支援をする。
・教職員や保護者向けの学習会および研修会を実施し、情報の提供に努める。
・関係諸機関との密接な連絡・連携しながら東近江圏域で行われるサービス調整会議の定例会議への参加の他、進路部会事務局やイチオシネット事務局(就労支援部会)として圏域の課題解決に向けて情報の収集や発信をする。
・高進研特別支援部会の事務局を担当し、全県的な特別支援学校の進路指導を推進するように努める。
 ◎活動内容

<進路希望実現に向けて>

・進路希望の実現に向けて、中学部・高等部生徒の1年次から進路懇談会を計画的に設定し、取り組む。

<教職員や保護者との連携・啓発>
・現地見学(夏期休業中実施)を保護者と教員を合わせて実施し、教員向け学習会については、学部または全校で実施する。また、保護者向け学習会については各学部で計画したり、PTAと連携したりしながら実施する。
・進路指導に関わる活動内容およびマニュアル・プレゼン・資料等の作成をする。
・校内向けホームページや進路ニュースを作成し、教職員や保護者に進路の情報提供と啓発を行う。

進路ニュースはこちら(PDF)

<関係機関との連携>
・就労だけでなく生活面も相談できる機関との連携を早い段階からとり、校内分掌や係などと連携しながら課題を検討し、関係機関とケース会や懇談会を行い、スムーズな移行を進めていく。
・児童生徒の居住地の福祉担当および進路希望先関係者の授業見学を実施する。

<その他>
・高進研特別支援部会の事務局として高進研総合事務局や県の各関係部局と連携し、進路に関する制度等の情報を収集と発信をする。また、県内の各特別支援学校の進路指導状況を踏まえ、各校と連携しながら課題解決や研究の推進に努める。
・東近江圏域でおこなわれるサービス調整会議に参加し、また進路部会やイチオシネット(就労部会)の事務局としておよび重心支援体制部会への参加など、校内分掌係や関係機関と連携し、日中活動の場や生活の場作りなどの進路保障に向けて圏域課題の把握や提言などに努める。
・各作業所支援として、バザー(祭り)や広報等に窓口を置き全校職員への協力を働きかける。

滋賀県立八日市養護学校  
進路指導部 TEL 0748-23-5715(部長:堀口 副部長:徳田)